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【外資コンサル→VC】私が外資コンサルを辞めた理由~八尾さんインタビューvol.3~

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2021/03/09

【外資コンサル→VC】私が外資コンサルを辞めた理由~八尾さんインタビューvol.3~

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今回は、Angel Bridge株式会社八尾凌介(やお・りょうすけ)さんのインタビューvol.3をお届けします。

工学部システム創成学科Cコースから大学院に進学し、外資コンサルを経て、ベンチャーキャピタルでいくつもの企業の支援等を行っている八尾さん。

vol.3では、八尾さんの外資コンサルからベンチャーキャピタルへの転職東大生へのメッセージについてお聞きしました。

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UTmap Times編集部 有名な外資系コンサルにいたことで将来の可能性が広がったとのことでした。結果として、八尾様はベンチャーキャピタル(VC)という選択肢を選ばれたわけですが、他に考えられる選択肢などはありますか。

八尾さん まずは起業ですね。その外資系コンサルで培ったネットワークや会社運営の知識や感覚を生かした起業がまず1つあると思います。

また、ベンチャー企業に行く人も最近よくいます。ベンチャー企業は人数が少ない中でやるので色々できる人は重宝されますし、COOなどの主要ポジションにコンサル出身者を入れたいなどのニーズは結構あります。

外資系企業の重要な地位や、海外企業の日本オフィスマネージャーのような話もありますし、新卒からはあまり取らないPEファンドヘッジファンドへの道が開けます。

UTmap Times編集部 全体としては成長もできるし、転職も様々な選択肢が取れるという点で、新卒で入るにはコンサル業界は非常に良いということですね。それでは、八尾様の今のキャリアであるAngel Bridgeについてお聞きしていきます。まず、なぜAngel Bridgeに入ろうと思われたのですか?

八尾さん いくつか理由はありますが、1つは自分の仕事の結果まで責任を持ちたかったということです。コンサルのときの主な顧客である大企業は意思決定に時間がかかる一方で、個人としてプロジェクトに入るのは長くて半年程度なので結果まで見ることができず、とても寂しく感じました。そして、最後まで責任をもって見届けたいという想いがだんだん強くなりました。

また、2つ目には100を110にするような仕事は経験できたので、0を1にしたり1を10にしたりする仕事をやりたいと思うようになったことが理由です。そこでベンチャー企業に興味を持ち始め、VCはいくつもののベンチャー企業を支援できるという点で個人が与えられるインパクトが1つのベンチャー企業に入るよりも大きいという観点で選びました。

UTmap Times編集部 なるほど。続いて、Angel Bridgeの特徴を伺ってもよろしいですか。

八尾さん 名前にある通り、エンジェル投資家の資金をお預かりして、比較的アーリーステージのベンチャー企業に投資を行い、サポートするという企業です。VCの中にはたくさんの企業を相手にしているのでお金を出して終わりというところも多いのですが、Angel Bridgeは数を絞って投資を行い、資金面以外の援助もかなり力を入れて行っています。

UTmap Times編集部 八尾さん自身はその会社で何をされているのですか?

八尾さん 大きく分けて4つあって、ソーシング(投資すべき会社を見つける)、投資の目利き、投資後のバリューアップ、エグジットのサポートなど、多岐に渡ってやらせてもらってます。

UTmap Times編集部 本当に投資の最初から最後まで全部なさっているのですね。東大生にもVCのようなキャリアを経験したいと思っている人は多いと思います。ところで、コンサルからVCという転職にはどのような親和性があるのか気になったので教えていただけますか?

八尾さん コンサルから行くことのメリットとしては、やはりバリューアップというところです。基本的な課題解決の考え方は大企業だろうとベンチャー企業だろうと共通する部分があります。ベンチャー企業のバリューアップ支援をするなかで、まさにコンサルプロジェクトのように半ば常駐して課題解決を行う場面もあります。

UTmap Times編集部 最後に、今TAとして東大生を見ていらっしゃると思うのですが、東大生に向けてやっておいて欲しいことなどはありますか?

八尾さん 自分がやっておけば良かったと思うことの1つはプログラミングです。自分で起業してみたいと思っても何も作れないのは歯痒いですし、投資するにあたっても何がすごい技術なのかの判断が難しくなってしまっていると思います。あとは、インターンですね。仕事に対するイメージを持たないとキャリアに対するイメージができないんですよね。スキルだけじゃなく自分のキャリアについて考えるためにも、中長期のものを経験して視野を広げるのが重要だと思います。もう1つが、起業ですね。会社に入っちゃうと簡単にできないのに対し、学生は時間もあるし、実際そんなにリスクもないわけじゃないですか。だから、もっと気軽に起業してみるのがいいと思います

UTmap Times編集部 本日はお忙しい中お時間いただき、ありがとうございました!