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【国関→外資マーケ】「自分のやりたいことをどの順番でやるか」~坂本さんインタビューvol.2~

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2021/06/03

【国関→外資マーケ】「自分のやりたいことをどの順番でやるか」~坂本さんインタビューvol.2~

# 文科Ⅱ類

# 教養学部

今回は、文科Ⅱ類から国関に進学し、卒業後はP&Gマーケティング、海外大学院留学、国連WFP、そしてJICAと様々な場所から国際協力に貢献されてきた坂本和樹さんのインタビューvol.2をお届けします。 vol.2では、坂本さんが学生時代に描いていたキャリア設計と新卒で入社したP&Gでの仕事についてお聞きします。

 ──学生時代には坂本さんはどのようなキャリアを描いていらっしゃいましたか?

もともと経営者になりたくて文科Ⅱ類を選んだこともあって、会社の経営は興味がありました。また、途上国の問題にも興味がありました。加えて、父が公務員(消防士)ということもあって、自分が育った地元で政治をしたいとも思っていました。就活の時には、この3つが人生でしたいことだなと思い、どの順番でやっていくかを考えました。色々調べていくと、最初からNGOに入って国際協力をした人はそこの業界にしか残れないことが多く、最初は民間企業に入って力をつけて国際協力に入って、民間に戻ったりして最後に政治をするのがフローとしては良いのかなと思いました。それで民間の就活をしましたね。



 ──やりたいことが3つであるとか、その順番をどうするかなどはいつ頃から考えていたのですか?

やりたいことが3つというのは就活前には決まっていて、順番は就活をしながら考えました。なので官庁もセミナーに行ったりして考えましたね。官庁に入って政治家になってから国際協力もあるのかなと思いましたが、政治は先にやらない方が良いなと思い、そこは情報を見ながら考えたという感じでしたね。



 ──就活自体はいつ頃から始めたのですか?

私は3年生の12月とかでした。少し遅かったと思います。サマーインターンシップにも行かなかったですね。運動会に入っていてあまり就活の雰囲気ではなかったこともあって......。ただ、それよりも2,3か月前からセミナーなどには行っていたとは思います。



 ──そうだったんですね。ご自身のキャリアについて考え始めたのは早い方でしたか?

あまり早い方ではなかったと思います。確か国関の同期が3年生の10月ごろに戦略コンサルの内定を取ったと知り、その頃焦って始めたのが正直なところでしたね。



 ──そうなんですね。それでは、進学選択の時にキャリアまでセットで考えていたわけではなかったということですか?

はい、どちらかと言うと自分の興味分野で考えていました。キャリア自体は3年生の秋くらいの時期だったかと思います。今振り返るともっと早い方が良かったんだろうなとは思いますね。



 ──というと、就活の時期はかなり忙しかったのですか?

そうですね、部活の中では大学院に行ったり留年する人が多いので、4年で卒業する人が半分もいないんですよね。自分が一番時間を過ごしたのが部活の仲間だったので、キャリアに対してあまり早めには考えていなかったなというのがあります。



 ──3年生の秋から考え始めたという事ですが、企業を選ぶ際にどういう基準を意識していましたか?

グローバルで働ける(若いうちに海外で働ける)というのと、若い時に裁量権を持って動けるという2つを見ていました。いつかは国際協力の世界に行くと決めていたので、グローバルで働ける会社に入りたいと思いました。また、同様の理由から、最初の会社には長くても30歳までくらいしかいないと思っていました。その間の学びを最大化するには裁量権がないといけません。以上の理由から、グローバルで働ける(若いうちに海外で働ける)というのと、若い時に裁量権を持って動けるという2軸がありました。



 ──P&Gマーケティングを選ばれたのはその2つの良さだったということですか?

そうですね。総合商社も考えましたが、配属でどこに行けるかわからない部分がありました。一方で外資系ですと部門別で採用されるので、マーケティング部門に入れると5年目くらいまでに半数の人が海外に行けるんですよね。そういう情報を社員の方から聞いたりして決めました。マーケティングという分野に関しては、海外に行きやすいポジションという認識を持っていました。



 ──そうなんですね。P&Gではマーケティングをなされていたと思うのですが、その仕事内容自体は入社時に意識されていましたか?

入社した時には、P&Gが途上国支援をしていることは知っていました。グローバルで仕事ができる点に魅力を感じていたので早めに海外に行けるように上司に伝えてもいました。ただ、就職活動をしていた時にはマーケティングが途上国にどう関わるかという意識はしていなくて、正直ファイナンスという職種でも途上国ビジネスに関わることはできるので、途上国に行ってビジネスができれば良いなくらいのスタンスでした。



 ──なるほど。P&Gでは、日本で勤務された後シンガポールに行かれたんですよね。

はい。3年目から3年弱シンガポールにいて、入社5年目の途中で帰国、昇進をしその後は日本に2年半くらいいました。



 ──具体的なお仕事としてはどのようなことをされていたのですか?

洗剤や柔軟剤のブランド作りを主にしていました。売上・利益が出るように設定したり、広告代理店の方とCMを作ったりパッケージデザインを作ったり、今思うと気持ち悪いぐらい洗剤と柔軟剤のことをやっていました(笑)。