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進学選択

【文Ⅲ→電情】電情に理転するという経験と過酷でも楽しい学科生活~石渡さんインタビューvol.1~

進学選択

2021/09/06

【文Ⅲ→電情】電情に理転するという経験と過酷でも楽しい学科生活~石渡さんインタビューvol.1~

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今回は、文科Ⅲ類から工学部電子情報工学科に進学した後、博士課程まで修了し、Mantra株式会社を創業された石渡祥之佑さんのインタビューvol.1をお届けします。 vol.1では石渡さんがどういった経緯で理転して、工学部電子情報工学科に進学されたのか、理転して大変だったことなどについてお聞かせいただきます。

  ──入学時はどうして文科Ⅲ類を選ばれたのですか?

言語を教える先生になりたかったんですよ。中学生くらいの頃からずっと英語か国語か中国語を高校で教えたいなと思っていました。ですので、文学部か教育学部に進学して教職をとって先生になろうという思いから、文Ⅲを選びました。

  ──なるほど、そのモチベーションで入学して、最終的には工学部電子情報工学科(通称:電情)に進学した理由は何ですか?

そうですね。入学当初は無知だったので、どうすれば英語とかの先生になれるのかはちゃんとわかってなかったんですね。大学に入ったタイミングでは、英語の教師になるには、文学部には行かなくてはいけないと思っていました。

でも、その進学選択の前の2年生の初めの頃に、文学部と教育学部のどちらにしようと迷って、出身高校に戻って先生に相談したんですよ。

東大文学部出身の先生に「もうすぐ進学選択なんですけど文学部と教育学部のどっちがいいんですかね」って聞いたら、「どっちでもいいんだ。教員免許を取るには教職課程の授業を取りさえすればいいんだよ。どの学部にいっても、英語の先生にも国語の先生にもなれるから、面白いと思う方に進学すればいいよ」と言われて、そこで学部はどこでもいいことを知り、当時、僕が一番面白いとおもっていたのは情報系の話だったんで、情報系の学部を探し始めました。

  ──情報系はいつ頃から興味があったのですか?

それは入学前からですね。別にプログラミングとかをやっていたわけではなかったんですけど、パソコンは結構好きだったので趣味でウェブサイトを作ったり動画を作ったりしていました。だからもっとコンピュータの仕組みをもっと知りたいな、とは思っていました。

そんな感じの興味を持っていたので、どの学部に行っても先生になれるなら、まずは情報系に行って、予定通り英語か国語の先生になればいいやと考え始めました。

  ──情報系の学問が好きだったということですが、電情以外に考えた学部ってありますか?

情報系の中では工学部システム創成学科(通称:シス創)か進学先の電情で悩んでましたね。理学部情報科学科(通称:理情)も面白そうだと思っていましたが、当時、理情は要求科目みたいのがあって、進学前に留年しないとそれらを取りきることはできなかった気がするので、選択肢からは外れました。


  ──シス創を選ばずに電情を選んだ理由は何ですか?

電情が一番興味のあった研究室が多かったんですよね。自分はコンピュータや通信の仕組みそのものに興味があると思ってたので、どうやったら速いコンピュータを作れるんだろうとか、どうやってインンターネットが動いているのかとか、色々と興味がある領域が多かったんです。ハードからソフトまで、どんな研究でもできそうだったので、電情にしました。

  
  ──実際に文Ⅲから理転という形で電情に入って、どうでしたか?

今でも印象に残っていて、授業をちゃんと聞いてるにもかかわらず基礎がないから何もわからないという状況に陥りました。文系なので数3を高校でやっておらず、基礎がガタガタでした。また、高校物理も理系向けの範囲は勉強していなかったのでわかりませんでした。さらに、教養学部の時に理系向けの授業を取っていたわけではなかったので、大学の理系の学問もわかっていませんでした。

でも、学科の授業ではそういった分野の知識はある前提でカリキュラムが組まれていました。線形代数とかを触れたことない状態で学科の勉強がスタートしたので、かなり大変でしたね。東大の受験勉強よりも大変だった気がします。

ただし学科のサポートはかなりしっかりしていたし、運よく勉強を教えてくれる親切な友達も多くできたので、最終的にはなんとかなりました。

  
  ──電情に進学して良かったなと思ったことは何ですか?

ものづくりが好きな人がとても多く、非常に楽しかったことですかね。ものづくりが好きな友達は、学科に進学する前はそこまで多くなかったんですが、電情はそうした人がかなり多く、みんな何かしら物作りに興味があってギターのエフェクター作ってたとか、プログラミングしてるとか、ロボット作ってるとか、そういう人たちに囲まれてすごい幸せで、電情を選んで良かったなと、進学してすぐに思いましたね。


↑電情の学部生時代に友人と作った「自作ぷよぷよ」  


  ──進学前と進学後のギャップはありましたか?

思ったより人間関係が希薄じゃなかったのは、意外なギャップでしたね。今はどうかわからないですが、当時は学科で五月祭の企画を出してました。そういう「同クラ」的な仲の良さって後期課程にはないのかなって思ってたんですけど、電気系にはそれがあってとても楽しかったですね。


  ──学部時代にやっておけばよかったことはありますか?

留学はもっと早い段階でいけばよかったなと思いますね。東大には、交換留学プログラムがたくさんあるじゃないですか。それを学部の頃から1年休学してでも行くと良かったかなと思います。当時は全く興味がなく、博士課程の時から海外に行くようになったんですけど、学部の頃から行っていればチャンスがもっと早く広がったのかなとは思います。


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