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【EY】東大卒コンサルタントが語る、コンサルティング・ファームで働くということ

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2021/11/02

【EY】東大卒コンサルタントが語る、コンサルティング・ファームで働くということ

# コンサル

ともに理系出身で、修士課程を経てビジネスコンサルタントの道へ進んだ2人の卒業生。なぜコンサルティング・ファームなのか、なぜEYだったのか。人事・組織コンサルティング部門のパートナーを交え、働く環境と仕事観について語ってもらった。

提供:EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社


出席者 写真左より

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社

堺 隆之さん  シニアコンサルタント/Customer Experience Transformation

水野昭徳さん(ファシリテーター) パートナー/People Advisory Services

杉山仁奈さん コンサルタント/Advisory Consultant Group


プロジェクトの現場で思う仕事への期待

水野さん

本日は東大の大学院出身で当社(EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社、以下EYSC)で活躍中の2人の若手を交え、コンサルティング・ファームで働くことの魅力について掘り下げてみたいと思います。では、まず自己紹介を。杉山さんからどうぞ。

杉山さん

工学部システム創成学科を卒業した後、工学系研究科に進み、2020年4月に入社しました。今はまだACG(Advisory Consultant Group)というチームに籍を置いて、様々な部署からアサインされるプロジェクトを経験している段階です。これまでの1年半で、企業のサステナビリティ経営に関するリサーチや、国内金融機関向けのIT監査といったプロジェクトに参加してきました。

水野さん

ACGというのは、EYSCのコンサルティング部門に新卒で入社された方が最初に所属する組織で、まずここで研修を受けながらコンサルティングの基本を身につけつつ、実際の案件を通じて複数の業務を経験するわけですね。いわば、コンサルタントとしてのキャリアの出発点。私もマネジメントの一人ですが、ACGには社内各所からパートナーが馳せ参じて、新人の育成に力を注いでいます。新人10名ほどにつき約1名のパートナーがつき、新人のキャリア形成に責任を持ちます。これは、なかなか他にはない恵まれた環境だと思います。堺さんもACGのステップを踏んで、今のサービスラインに進んだのでしたね。

堺さん

はい、私は農学部生命化学・工学専修に進学した後、農学生命科学研究科に院進をし、2017年4月に入社しました。入社から2年半ACGに所属し、2019年10月にカスタマーエクスピリエンストランスフォーメーションの部門に移りました。ここはビジネスモデルの変革や、複数の事業体によるエコシステム(ビジネス生態系)の構築なども含めて、過去の延長線上にはない企業の成長、イノベーションを総合的に支援するチームです。

水野さん

堺さんはACG卒業と同時に、シニアコンサルタントに昇格されました。その後、どんなお仕事を経験しましたか。

堺さん

大きく2つのプロジェクトにかかわりました。まず、ARやVRなどのデジタル技術を使って新しいビジネスを模索するお客様に向けた、計画立案、実行のご支援。もう1つは、気候変動や人口動態といった長期的な外部環境の変化、いわゆるメガトレンドがお客様のビジネスに与える影響をチャンスとリスクの両面から検証し、サポートするものでした。

水野さん

杉山さんはちょうどコロナが始まった時期に入社されて、研修もオンライン中心でしたね。今、実際のビジネスの現場に立ってみていかがですか。

杉山さん

対面で直接お話しすることの重要性をすごく感じています。私が現在かかわっているのは、政府から民間の企業や大学へ助成される研究開発資金がどう使われているか、不正使用などのリスク回避を含めた制度運営の全体にかかわるプロジェクトマネジメントなのですが、関係者の方への説明や報告の機会があるごとに実感します。

水野さん

ACGはある面では研修的な意味合いのあるシニアコンサルタントへの助走期間でありながら、本質的には様々なプロジェクトの一員として現実の課題に向き合う実践の場ですね。その中で、基礎力を磨きながら、自分の専門性や将来への道筋を見極めていく。東大でいえば教養学部のような場所かもしれませんね。これはEYSCの新人育成の大きな特色のひとつです。堺さんはACG時代にどんな収穫がありましたか。

堺さん

たくさんありますが、真っ先に挙げるとすれば「チームで働く」ことの意味を学べたことでしょうか。我々はプロフェッショナルといえども、自分一人でお客様の課題に立ち向かえるわけではなく、チーム全員のスキルや経験知を総動員して当たらなければなりません。ときにはチームの垣根を越えて、全社横断的に業界知識やコンピテンシーを結集することも、お客様の悩みを解決するためには躊躇すべきではない。そんなコラボレーションのあり方を目の当たりにできたのは大きな経験でした。

杉山さん

私はまだそうした基本を学んでいる最中ですが、多種多様な業界を見たい、知りたいという思いでこの会社に入りましたので、その希望が早くも現実のものとなっているのは期待以上の収穫です。先ほどお話しした研究開発資金の案件もそうですが、学生時代から私はフリマアプリの不正対策といった危機管理的な研究にかかわることが多かったので、堺さんのようなビジネスコンサル的な世界での経験にも惹かれます。そのうえで、将来は自分自身のバックグラウンド、例えばITや機械工学、人工知能などに関する知識も生かせる分野に取り組めたらいいなと考えています。

あらゆる業界に通じる世界だから面白い

水野さん

順番が前後しましたが、私自身の来歴についても少し触れておきましょう。私は経済学部出身ですが、お二人と同じく東大を出てコンサル業界に身を置きました。学生時代はジャズサークルに所属し、勉学はほどほどに、音楽に明け暮れる毎日でした。そこは二人とは全然違いますね。明日の試験は来年もあるが、明日の本番演奏は明日しかない、などと本気で言う先輩に囲まれて、まともに4年で卒業する人はほとんどいないあり様でした。

杉山さん

コンサルティング・ファームを就職先に選ばれたのはどうしてですか。一般的にはやはり、コンサルタントを目指すには経済系の方が向いているのでしょうか。

水野さん

そうとも限りませんよ。最近では、杉山さんや堺さんのように理系出身でコンサルタントを希望する人も増えていますし、また逆に、ファームとしてもできるだけ多様な人材を求めていますからね。私の場合は、ゼミのテーマが企業変革だったので、コンサルタントという選択肢はごく自然な感覚でした。それに、二人ともそうだと思いますけど、業界をひとつに絞らず、あらゆる仕事の世界が見られること、そこに一番惹かれましたね。

堺さん

まさにそうですね。私はもともと研究職志望でしたから、いざ就職活動となっても業界を決めかねて、いろいろと見聞するうちにどの業界にも価値があり、成長の余地が感じられ、どれも面白そうだと思えてきたのです。だったら、そうした自分の興味の幅が限定されずに、様々な経験をつめそうな場をファーストキャリアに求めようと、考えるように至りました。

杉山さん

私も修士を終えるとき、興味の的を絞るのはまだ今じゃないと思いました。私が学んだシステム創成学科はそもそも、興味の対象が広すぎていろんなことを学びたいと思う学生が多く、同じ理由でコンサル業界に魅力を感じる人もかなりいました。私もその一人です。

水野さん

やるべきことは、やりたいことが出てきたときに絞ればいい。そんな考え方もできますよね。それに、ひとつひとつのプロジェクトを経験していく中で、自ずと道筋が見えてくることもある。私自身も当初は雑食とも言えるほどいろいろ経験しましたが、あるとき組織人事系の大きな案件にかかわって以来、なんとなく「その系統の話は水野へ」といった流れができてきて、気がつけば今の立場になっていたというのが正直なところです。

杉山さん

水野さんは私たちACGのメンバーを束ねるマネジメントの一人ですが、本属はピープル・アドバイザリー・サービスの部門ですよね。

水野さん

そう、ピープル・アドバイザリー・サービスというのは、人事制度変革にとどまらず、人材の獲得から育成・開発、評価、要員配置、人件費の管理まで、人事や組織に関するあらゆる課題を扱うコンサルティングチームで、平たく言えば「適材適所」を通じて顧客の競争力を強化する部隊。私はそのパートナーを務めています。堺さんはどうして、カスタマーエクスピリエンストランスフォーメーションを希望したの?

堺さん

ACGで参加したプロジェクトのチームに、「この人ともっと一緒に働きたい」と思える方がいたのが大きかったですね。今もそうですが、1つのプロジェクトはいろいろな分野のメンバーで構成されますから、そうした出会いや刺激にあふれていますし、期待していた以上に多彩なテーマや課題にかかわることができています。その一方、求められるレベル感は想像以上で、プロジェクトごとにまったく違うスキルが要求され、それを一定水準以上の力量でこなすことを期待される、そんな緊張感も味わっています。

拡がる、つながる、刺激し合う環境へ

水野さん

ところで、杉山さん、堺さんはなぜ、数あるコンサルティング・ファームの中からEYSCを選んだのですか。

杉山さん

今の堺さんのお話にも関係しますが、ひとつの物事に対して多角的な視点を持つことの大切さに、学生時代の研究を通じて気づいたことがきっかけです。というのも、私の学科の守備範囲はかなり広くて、例えば流体力学について取り上げるとき、それを「物質のつなぎ」と捉えるか、「人の流れ」や「情報の流れ」とするか、あるいは「口コミ」「噂の拡散」として見るか、教員の領域や考えによって無数のアプローチが生まれることを知ったからです。私が就職する先も、そうした多様な人たちのコラボレーションが感じられる場所であってほしい。そんな思いでEYSCについて調べたとき、サービスラインを超えた連携に優れている印象が、強く心に残ったのです。

堺さん

メンバーの一体感、連帯感が非常に強いファームだなというのは、私も感じました。私が就職活動をしていた頃のEYのコンサルティング部門の社員数はまだ数百人ほどで、正直なところ日本のコンサル市場における存在感は弱いものでした。反面、同じ目的の達成に向かうメンバー全員の課題意識や使命感、熱量というものが非常に強いように見えたのです。EYは「Building a better working world~より良い社会の構築を目指して」をパーパス(存在意義)に掲げていますが、そうした個人や一企業の損得を超えた社会全体の価値向上に向けて取り組む姿勢、これが極めて深く、メンバー一人ひとりにまで浸透しているからです。だから、みんなが一丸となって、部門やチームを問わずに協働できるのだろう。こういう人と人の結びつきが強い環境なら、きっと若手にもチャレンジの機会をどんどん与えてくれるのではないか。そんなふうに考えました。

水野さん

確かに、他の大手ファームなどと比べると、日本におけるEYSCはまだ新しくて小さな、後発組と言っていい存在でしょう。ただ、堺さんも言ってくれたように「Building a better working world~より良い社会の構築を目指して」ですが、このパーパスを本気で心に刻んで、全員が愚直に追求しているところ、これ他社には見られない大きな特徴だと思います。

堺さん

なにかこう、成長段階にある組織に特有の高揚感のようなものを感じますね。

水野さん

大きく羽ばたこうとするエネルギーですかね。まるで明日は五月祭という日の準備の最中のように、1号館に寝袋持参で泊まり込んで期待と不安を抱えながら夜明かしする感じ(笑)。

杉山さん

そうですね。私はまだその一角を目にしている段階に過ぎませんが、早くみなさんと一緒に経験を積んで、自分が社会課題に対して何ができるのか、そのイメージを鮮明にしていけたらと思っています。

EYで追求する仕事と自分の「長期的価値」

水野さん

少しパーパスの話が続きましたが、実際のところ職場の居心地、働き心地はいかがですか?

杉山さん

はい、すごくいいです。若手が中心となって動かす社内プロジェクトもたくさんありますし、上位の方とも気軽にコミュニケーションが取れたり、何か問題が起こったとき、すぐに相談できたりする環境がいいですね。

堺さん

それは感じますね。職場でパートナーの方と顔を合わせると、「今度こういうプロジェクトが動くけど、興味ある?」みたいに言葉を掛けてくれたりして。ファームのトップに位置する人が、私のような若手にそんなふうに接してくれる。他の会社ではなかなか難しいのではないでしょうか。

水野さん

ワークライフバランスはどうでしょう。入社前はやはり気になったでしょう?

杉山さん

そうですね。仕事とプライベートがきちんと切り分けできるか不安もありましたが、幸いそれは杞憂でした。もちろんハードな案件はありますが、早く切り上げたいときや休みたいときは希望をいえば柔軟に対応することが出来ますし、その点でも期待していた以上の環境でした。

堺さん

勤務時間の問題でなく、自分で自分の生活をコントロールできていることが大事ですよね。毎日決められた時間にマネージャーやシニアコンサルタントの方と接する「タッチポイント」を持ち、仕事のこともそうでないことも気兼ねなく言葉を交わしています。そうした機会と、自分の時間の使い方を自分で管理できる裁量が持たされていますので、ストレスを感じることはほとんどありません。

水野さん

特に制度化しているわけではないですが、当たり前に根づいている当社の文化と言えるかもしれません。よく言われるダイバーシティ&インクルーシブネス(D&I)、多様性とか受容性についても同じです。人材が多様であるほどチームのパフォーマンスは上がる、というのは証明された事実ですから、これを積極的に高めるのは当然のこと。EYでは当たり前すぎて敢えてそれを声高に言うことはしませんが。

では、最後に一人ずつ後輩へのメッセージをお願いします。

杉山さん

自分に向いていること、やりたいことが明確な人と、そうでない人がいると思います。私は後者でしたが、そのことで思い悩む必要はまったくないというのが、今の掛け値のない心境です。自分の興味や適性、そうしたことは経験を通じて見つけていけばいいのです。そのプロセスを楽しめるだけの可能性と選択肢に満ちている、それがEYSCだと信じています。

堺さん

若いうちから自分のキャリアや進路はこうだと、決めつけてしまう人も少なからずいるようです。研究者を目指していた私自身、そんなところがありました。ですが、ひとつひとつの進路は決して初めからきっちり分かれているのではなく、人と人、何かと何かが触発し合う中で見出されていくものだと思います。自分の道を決めつけず、誰かの進む道にも捕らわれず、いろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。

水野さん

コンサルティング・ファームを就職先に選ぶときの観点は人それぞれでいい、実際の仕事の中身も会社によってそう大きくは変わらないかもしれません。では、何で選ぶのか。私は、そのカギになるのが「パーパス」だと思っています。自分たちが定めた目的に、どこまで真剣に向き合っているか。顧客に「長期的な価値」を提供するコンサルタントの本分を全うできるかどうかが、そこにかかっているのです。あらためて、ですが、EYのパーパスは、「Building a better working world~より良い社会の構築を目指して」です。コンサルティングビジネスを通してより良い社会の構築に貢献したい方は是非EYにジョインしていただきたいと思います。

本日はありがとうございました。