hero

進学選択

【理Ⅰ→都市工】学生時代は社会人になったらできない経験を~石田さんインタビューvol.1~

進学選択

2022/02/09

【理Ⅰ→都市工】学生時代は社会人になったらできない経験を~石田さんインタビューvol.1~

# 理科Ⅰ類

# 工学部

# 公務員

# インフラ・交通

今回は石田整さんのインタビューvol.1をお届けします。石田さんは理科Ⅰ類から工学部都市工学科に進学され、大学院にまで進んだ後、経済産業省で約4年間勤務されました。その後、三井不動産に転職され、現在もご活躍中です。vol.1では、石田さんがなぜ都市工学科に進学されたのか、学生時代にやっておいてよかったことなどについてお聞きしました。

――まずご経歴についてお聞かせください。

石田さん

2005年に経済産業省に入って、 2009年の10月に転職して三井不動産に来ています。

三井不動産では、最初は日本橋まちづくり推進部というところで、コレド室町一体の開発を2014年まで担当していました。

そこから3年間、法人営業統括部という部署にいました。三井不動産は、商品別に部署が大きく分かれていて、オフィスビルであったりとか、商業施設や、ホテル、住宅は別会社になっているのですが、大きな本部が商品ごとにあります。その中で、ビル部門の中の法人営業統括部というところにいて、主にオフィスを借りていただいているお客さんとの関係を築いていく部署の全体取りまとめをやっていたので、どういう方針でオフィスの営業やっていくのかみたいなことを仕事にしていました。合わせてウェブサイトの運営、お客様向けのウェブサイトの運用をやったり、あとはワークスタイリングという、新規事業で始めたシェアオフィスのコンセプト検討から立ち上げをやったりしていたのが、その3年間でした。

その後3年間は三井不動産レジデンシャルに出向して、古くなったマンションを建て替えるような再開発みたいなことをやっていました。去年の4月に今のビルディング本部の事業企画部というところで、主に再開発をやっています。うちの商品の中でも、オフィスが入って、商業が入って、というような複合の大きなビルの再開発を手掛けていますね。

──理科Ⅰ類から、工学部都市工学科に進学されますが、どのような理由で都市工学科を選択されましたか。

石田さん

あまり勉強しなかったのもあったので、そんなに前期教養の点数が高くなかったんですね。それに加えて、もともと環境に結構興味があったんで、環境に携わることをやりたいなと思いました。その中で都市を基盤にした環境を扱ってるのが都市工学科だったんですね。それで、まあおもしろそうだなという感じです。大学院にも進んで、そのまま都市工学専攻に行きました。都市工学科って二つコースが別れていたんですね。計画系と環境系の二つでした。計画系はまさにそのまま不動産に行ったり、設計会社行ったり、後は国交省行ったりという就職先が多く、いわゆる三井不動産みたいな会社に入る人が主流でいました。

環境系はどっちかって言うと、たとえば都市に関係した環境問題、例えばエネルギー問題とか上下水道だったりとか廃棄物だったりを扱っていました。主な進路でいうと、研究職の人が多かったな? あとは水処理会社にいったり、国交省にいったりした人もいたな、というところでした。

──学部を選ぶとき、他の検討された学部はありましたか?

石田さん

前期教養の点数がすごい低かったので、あまり選択の余地がなかったんですよね。理学部の地球惑星環境学科というところも、環境に関心があったので、興味はありました。逆に土木とか建築とか物理みたいなものにはあまり興味を持っていませんでした。

私の地元が広島の田舎の山奥だったので、環境問題への関心が高かったです。それで、都市工学科、あとは地球惑星環境学科のような、大きな世界での環境について学べるところを見ていました。

──次に、学生時代、学業以外に取り組まれていたことについてお伺いしても良いでしょうか。

石田さん

サッカー部に所属していたのですが、1年の後半に辞めて、そこからはサッカーサークルに所属してバイトをやっていたくらいですね。昔の話なので、あんまりよく覚えてないですけど、記憶に濃いのはやっぱり大学院の時に海外で色々体験したのはいい経験でした。世界が一気に広がった記憶がありました。確か初めて行った海外がアメリカで、大学院生の交換留学みたいなものでした。アメリカに3ヶ月ぐらいインターンで行って、向こうでちょっと研究するみたいなことをやっていました。そこからおもしろいなと思ってバイトでお金を貯めて、ヨーロッパなどをバックパッカーで回りました。それはとてもおもしろかったですね。全部1人ですね。バックパッカーで、1ヶ月とかそれぐらいずっと回って。その後転職する時も3ヶ月ぐらい間が空いたので、そこはエジプトから中東回って、シリアヨルダンとか行ってトルコ行ってギリシャだったかな? そのへんを1,2ヶ月くらい回りましたね。

やっぱり大学院時代の体験から海外が好きになりましたし、新しいものに触れる感覚がおもしろいな、というのは結構ありましたね。

──ヨーロッパをバックパッカーとして回るというのは一人でされていたのですか?

石田さん

全部1人ですね。バックパッカーで、1ヶ月とかそれぐらいずっと回って。その後転職する時も3ヶ月ぐらい間が空いたので、そこはエジプトから中東回って、シリアヨルダンとか行ってトルコ行ってギリシャだったかな? そのへんを1,2ヶ月くらい回りましたね。

やっぱり大学院時代の体験から海外が好きになりましたし、新しいものに触れる感覚がおもしろいな、というのは結構ありましたね。

──次に、学生時代にやっておいてよかったことはどのようなことでしょうか。

石田さん

やはり海外に行ったことは大きかったですね。観光というよりは、普段見ない景色や空気に触れるのが楽しかったです。たとえば海外に行って何でもない100mの道を歩く時に、日本だといつも通ってる100m。ただ歩くだけで、何も心も動かない。でも、初めて降りた街だとなんでもない100mの間にすごく感じることが色々あるので、そこの感覚はとてもおもしろかったな、という記憶はありますね。

──観光地を回る、というわけではないんでしょうか?

石田さん

目的地も全然決めていなかったので、行きたい観光地あれば行きましたね。往復の飛行機だけ取って、もう現地に着いてから宿を探して、地元の人にどこがいいか聞いて、みたいな感じでした。それがおもしろかったですね。

英語もあまり得意ではないんですけど、なんとなくコミュニケーションとりながら、みたいな感じでした。

──逆に学生時代にやっておけばよかったことについてお聞かせください。

石田さん

アルバイトはもっとたくさん種類やっても良かったなあ、と思いますね。コンビニで働いたり、日雇いでガーっとお金貯めたりもしましたけど、たとえば飲食店とかお酒出す店だったりとかはやっていませんでした。コンサルタント会社でもバイトをしていましたが、比較的よくあるバイトが多かったので、もうちょっといろいろな種類のバイトやっておいたほうが良かったかな、と思います。社会人になると、本業以外のことを知る機会が少ないので、そういうのは将来の選択肢や考えの幅を広げることにつながるんじゃないかな、と思いますね。

コンサルタント会社でのアルバイトは、資料を作ったり、リサーチしたりなど、普通に今の会社でアシスタントさんがやっているようなことをやっていたのですが、これは社会人になってからでもできるんですね。学生の頃はそういうのが貴重な経験なのかと思ってしまいがちなんですけど、学生の頃は学生だからできる仕事をやるほうが貴重な経験になります。僕は今カフェで働く、というのはできないので。

時給1000円とかだとすると、時給1000円のために働くことってそんなに価値はないと思うんですよね。学生時代ってお金ないからとは言うものの、社会人になって入ってくるお金の大きさを考えれば、学生時代に1時間1000円っていう時間の削り方、命の削り方はあんまりポジティブじゃないなと思っています。

時給1000円のありきたりな労働に自分の労力を費やすのはポジティブじゃないと思っていますが、いろんな経験をすること自体はとてもおもしろいと思うので、アルバイトもお金のためっていうよりはおもしろそうっていう判断でもっと色々やっても良かったなと思います。


次の記事