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コンサルティングファームは本当に人を成長させるのか

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2022/06/06

コンサルティングファームは本当に人を成長させるのか

# インターンシップ

# コンサル

今回は、文科二類から経済学部経営学科に進学し、経済学部卒業後には、日系戦略コンサルティングファームであるピー・アンド・イー・ディレクションズに入社した、勝嵜智隆さんのインタビューをお届けします。vol.2では、勝嵜さんの就職活動や、新卒で就職されたピー・アンド・イー・ディレクションズでのご経験、今後のキャリアの展望についてお聞きします。

【締切間近】ピー・アンド・イー・ディレクションズでは東大生限定の採用説明会を行います。

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──就職において、コンサルティング業界を選んだ理由は何故でしょうか?

勝嵜さん

主に2つの理由から、大学3年の8月の時点でコンサルティング業界に絞って就活を進める決意をしました。
一つ目は、コンサルタントの働き方が自分に合っていると感じたからです。激務と言われるコンサルティング業界ですが、一方で「Work hard, Play hard.」と言うように、プロジェクトの繁閑に応じてメリハリをつけて、休む時はとことん休む業界でもあります。大学生活を通して、中途半端に働いて中途半端に休む生活が肌に合わないことを痛感していたので、プロジェクト制の働き方は願ったり叶ったりでした。
二つ目は、コンサルティング業界で長く経験を積んだ方々に対して、憧れの気持ちを持つことが多かったからです。コンサルティング業界で長く生き残った方々というと、冷酷な印象を持つ方も多いかと思いますが、色々な方と出会いお話しする中で、実際は人間的な魅力がある上に一つ一つの言葉に重みと説得力がある方が多いと感じられ、自分も将来こんな大人になりたいと思うようになりました。

──数あるコンサルティングファームの中で、なぜP&Eディレクションズを選ばれたのかについてお聞かせください。

勝嵜さん

P&Eを選んだのは、ファームとしての成長の考え方に共感したからです。現在、多くのコンサルティングファームは、案件の取り方を工夫することで個人の成長を伴わずともファームの成長を達成できるという、極めて優れた経営方針のもと急成長を遂げていると感じています。それを知った自分は、勝手に成長してくれる「船」に長期間乗っかっていることが本当に自分のためになるのかと考えるようになりました。少なくとも、自分が憧れを持ったコンサルタントの方々は、業界の黎明期にコンサルタントとなり、酸いも甘いもかみ分けて業界・所属ファームと共に成長してきた方々です。ファームと社員・個人が共に成長できるようなファームはないのかと探し始めました。

そんな中で見つけたのがP&Eです。案件はお客様の経営課題に真っ向から向き合うものに絞りつつも、これから大きく成長することを目指しているファームと聞き、興味を持ちました。面接の中で、ファームと個人との相互補完的な成長を目指しているという話を聞き、それが本当ならば自分が理想的と考える環境であると思いました。3度の面接すべてを通して、自社の悪い面を伏せて良い面だけを見せようという姿勢が全くなく、こちらからの質問に対して真摯に実態を回答してもらえたこともあり、この企業を信じて一緒に頑張りたいという思いを固め、P&Eを選択するに至りました。

──入社してから、実際にどのようなお仕事に携わられていらっしゃいますか。

勝嵜さん

企業買収の判断に関わる案件など、早速、お客様の重要な意思決定に関わる仕事に携わらせていただいています。入社一年目から担当箇所に責任を持って取り組むことが求められるので、プレッシャーはありつつも自ずと密度の濃い時間を過ごせています。案件と案件の間の時期は、営業資料の作成をいくつか手伝うことになります。営業資料を作成する際は、特に短期間での業界理解が求められるので、想像以上のスパンで様々な業界に触れる機会を得られています。

──コンサルティングの仕事は非常に難易度が高いと思いますが、研修や入社後のフォローはどのようになっていますか。

勝嵜さん

入社研修は1週間程度と他社と比較して短く、主にOJTで学んでいくことになりますが、OJTでのフォロー体制が充実しています。制度としては、カウンセラー制度やきめ細かい評価制度があります。カウンセラー制度とは、一人一人にカウンセラーと呼ばれる育成の担当者が設定される制度です。カウンセラーには、職位が自分より上の方に就いて頂きます。仕事だけでなく、仕事以外のことについてもサポートを得られるため、大変頼りになっています。評価はプロジェクトごとに行われますが、1か月~数か月という短いスパンで詳細な評価を頂けるので、目標に向けて自分には何が足りていないのかを常に納得感をもって把握することができます。

更に、上記のような制度に限らず、わからないことがあったら先輩方どなたにでも気軽に質問ができるような文化が根付いています。2年目・3年目といった少し上の先輩だけでなく、たまたまオフィスで顔を合わせたマネージャーの人たちにも、ちょっとしたアドバイスをもらえるのはとてもありがたいですね。

──P&Eディレクションズで働いていて楽しいことややりがいは具体的にどんなことでしょうか。

勝嵜さん

自分にとって初めてのことをやり切り続けなければならない環境があります。周囲のサポートを受けつつ、初めての経験を次々やり切っていくことで、昨日までとは明確に違う自分になれていることを実感し続けられています。若いうちにどんどん挑戦したい、若いうちにしっかり働いて成長したいと考えている方にとっては「もってこい」の環境ではないかと思います。

──とても素晴らしいご経験をされていますね。一方で、入社前と実際の仕事とのギャップはありましたか。

勝嵜さん

面接時から希望していた案件に、いきなり関わらせていただけたことは良い意味でギャップでした。大規模ファームでは、希望の案件に関われるようになるまで、年単位で時間がかかると聞いていました。プール制の後に配属決定というところが多く、そこで希望の配属にならなかった場合は、社内異動の交渉にさらに時間が掛かるためです。弊社のような規模でも、希望の案件に携われるようになるには時間が必要だという認識だったので、アサインの連絡があった際はかなり驚きました。周囲の話を聞いていても、弊社では、社員の希望や特性を踏まえたアサインが行われている印象があります。これは弊社の大きな魅力の一つであると思っています。

──これまでにもお話はありましたが、他のコンサルティングファームと比較したP&Eディレクションズの強み・魅力について改めて教えてください。

勝嵜さん

コンサル業界全体として型にはめられる案件を好む風潮がある中で、型にはまらない案件を扱っているのが、ここで働く人にとっての魅力になると考えています。多様な業界の多様な経営課題と真正面から向き合うことになります。もちろん難易度は高くなりますが、その分、やりがいもありますし、刺激や学びの大きい仕事をできる環境が整っています。

人数が少ない分、社員間の距離が近いのも魅力です。大規模ファームなら簡単には話せないようなパートナークラスの社員の方々がすぐ近くで働いています。直接アドバイスを頂ける機会やお話しできる機会も多くあり、極めて恵まれた環境と感じています。コンサルタントとしての経験を厚く積んだ方から直接のフィードバックを頂ける環境は、今のこの業界の実情を考えると、本当に貴重なものだと思っています。

──コンサルティング会社は大変お忙しいイメージがありますが、ワークライフバランスは両立できるのでしょうか。

勝嵜さん

自分の担当する箇所について責任をもって対応していれば、残りの時間は自分の時間として十分に確保できるという印象です。私は、スポーツ観戦が趣味でありリアルタイムでの観戦にこだわりを持っているので、この時間は空けておきたいという希望がよくありますが、今までそれが叶わなかったことはないです。

現在、社内ではスーパーフレックス制度の導入等、より働きやすい環境の整備のための変革が多く走っています。他業界と比較して多忙であることは否定できませんが、その中でも働きやすい環境づくりを模索し、形にしていく努力が行われ続けています。

──素晴らしいですね。コンサルタントはその後のキャリアの選択肢が広いキャリアかと思いますが、今後のキャリアをどう考えているのかをお聞かせください。

勝嵜さん

コンサルタントとして働き続けるのかを考えなければならない時期はいずれ来るものと思いますが、その時が来るまではP&Eで経験を積み上げていきたいと考えています。この会社で自分ならではの強みを練り上げ、それを次につなげる形でキャリアを切り開いていければと考えています。

──ありがとうございました。それでは最後に、記事を見ている東大生へのメッセージをお願いします。

勝嵜さん

何事に対しても「自分はどう考えるのか」を追究し続ける姿勢が大切だと思います。特に就職活動は、皆が一斉に行うものであることもあって、周囲の意見に流されやすくなってしまいます。少なくとも自分が感じた「違和感」だけは大切にして、その違和感がどこから来ているのかをしっかり追究し、「自分はどう思うのか」を明確にして重んじるよう習慣づけていれば、大きな後悔なく充実した社会人生活をスタートできるのではないかと思います。