就活
就活
2022/06/06
# インターンシップ
# コンサル
# 文科Ⅰ類
──本日はよろしくお願いいたします。初めに簡単な自己紹介をお願いします。
森本さん
森本和人と申します。私は2019年3月に東大の法学部を卒業いたしまして、同じく2019年4月に新卒でピー・アンド・イー・ディレクションズに入社をしました。入社4年目の今は、マネージャーという役職で主にプロジェクトリーダーとしてプロジェクトにかかわっております。
──法学部第2類(法律プロフェッション・コース)に進学された理由を教えてください。
森本さん
1本で考えていました。進学選択時点では、司法試験を受けることも視野に入れていたので、その選択肢を意識するとあまり迷う余地はなかったのかなと考えています。
あえて言うなら法学部第2類に進学したとして、就活への路線変更はいつでもできると考えていたのが1つの理由です。
実際、結局は就活に方針転換したわけですが、その選択肢は間違っていなかったと思っています。少なくとも文系においては、専門性の高い学科を選んでも後から軌道修正はいくらでも可能という認識です。
──実際に進学してみいかがでしたか?入ってみて感じたギャップもあれば教えていただきたいです。
森本さん
元々、中長期的な将来においては、自分が好きなサッカー・スポーツに関わりたいという思いがありました。法律家になったとして、スポーツ弁護士のような関わり方もあると思っていたのですが、色々調べる中で自分がやりたいのはもっとビジネス寄りの仕事だと感じるようになりました。
法学部そのものの授業等にギャップは特になかったですが、その延長線上で出来る仕事に対してギャップを感じたということだったと思います。
──ありがとうございます。学校での勉強以外で学生時代にやっておいてよかったことはありますか。
森本さん
部活動と飲食店アルバイトです。
部活は体育会のサッカー部でしたが、一つのことをやり切る粘り強さは身に付いたと思います。必ずしも部活である必要はないですが、学生時代に「やりきった」と思えることがあったのは良いことだったと振り返って感じています。
飲食店アルバイトは、大学周辺のコミュニティでは接することのない様々な価値観の人と出会えたことが良かったです。飲食一筋の社員さん、子供の居るパートタイムの主婦の方、アルバイトで来ている駆け出しのミュージシャン・俳優などが同僚だったのですが、そういう人たちの考えに触れた経験は、コンサルタントとして社会の動きや人の感情を想像するのに役立っています。
──続いて、就職活動についてお伺いさせてください。いつ頃から、どのような軸で就活をしていましたか。
森本さん
就活を始めたのは大学3年の秋、10月頃からでした。コンサルティング業界を志望する人間としては少し遅めだったと思います。
前提として、長期的な将来はサッカー・スポーツに関わりたい、一方ですぐに業界に入るより自分自身にスキルを付けてから入りたいという考えがありました。その「スキル」は何かを考えたときに、スポーツ業界全体として経営に強い人材がいないことが課題視されていたので、なるべく早く経営のできる人材になることを意識して就職先を検討していました。
──学部で就職されたと思うのですが、何故大学院ではなく就職を選ばれたのですか。
森本さん
経営のできる人材になる、ビジネスを学ぶという観点で考えたとき、早く働き始めて学ぶのが一番だと考えたからです。逆に、もし法律の道に進むなら、じっくり学ぶことが重要なので迷いなく院進したと思います。
──どのような業界を志望していましたか。またそれはなぜでしょうか。
森本さん
就活を始めた当初は、コンサルティング業界と投資銀行業界の両方を見ていました。採用開始が早い業界で、かつビジネスを広く学べる業界だと思ったからです。就活の軸として挙げた「早く経営のできる人材になる」ことを目標としたとき、事業会社に入り1つずつ階段を上っていくより、コンサルティングや投資銀行の業界で多くのクライアントと関わる方が、経験の量・成長の速度を確保できるとも考えていました。
──森本さん、ありがとうございました。Vol.2では、コンサルティング業界、その中でもピー・アンド・イー・ディレクションズを選ばれた理由や、入社後のお仕事の内容についてお伺いしていきます!