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【在学中に国家資格取得!】将来のために知っておきたい司法試験制度について

【在学中に国家資格取得!】将来のために知っておきたい司法試験制度について

新年度が始まりましたね!

新一年生は人生で一度きりの大学生活を有意義に過ごすために、新二年生以降は今後の進路選択のために、「自分の将来」について考えたい時期でもあります。

そこで、本記事では意外と知られていない「大学在学中に司法試験合格を目指す」メリットと、近年の司法試験事情についてご紹介します。

司法試験合格を本命で考えている方から、将来についてまだ迷っている方まで、ぜひお読みください。

目次

  • 司法試験とは?
  • 東大生の司法試験の実績
  • 在学中に司法試験合格を目指すメリット

〇司法試験とは?

まずそもそも、司法試験とはどんな試験なのでしょうか。

司法試験とは、法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)になることができる国家資格です。医師、公認会計士と並び三大国家資格とも呼ばれるほど難しく、社会に対して大きな影響力を持つ資格と言えるでしょう。

司法試験を受験するには受験資格が必要で、その受験資格を得るには二つのルートが存在します。

一つ目は、法科大学院と呼ばれる大学院を修了することです。法科大学院は、全国に35校(国公立17校、私立18校) あり、そのいずれかの大学院課程を修了することで、受験資格を得ることができます。修了後、5年間の間であれば無制限で(試験は年1回のため、実質5回)司法試験を受験することができます。

二つ目は、予備試験に合格することです。予備試験は、法律に関して法科大学院修了と同等の知識を持っていることを証明する試験で、短答式、論文式、口述の三つの試験でその合否が判断されます。予備試験も法科大学院と同様に、合格後5年間の司法試験受験資格が与えられます。

どちらのルートも、最終的に5年間の受験資格を得られることは変わりません。しかし、今から法曹としてのキャリアを考える大学生には、予備試験がおすすめです!

予備試験をおすすめする理由は、二つあります。

一つ目は、司法試験の合格率の高さです。 法科大学院修了者と予備試験合格者の令和3年度司法試験合格率を比べると、法科大学院修了者の平均が34.6%なのに対して、予備試験合格者は93.5%と、なんと60%近い開きがあります!これには様々な理由があると思われますが、予備試験の受験者は特に合格に特化した勉強法、予備試験を専門とする予備校や資格塾を利用する人が多いからではないかと言われています。

二つ目は、受験に際して年齢や学歴の要件が存在しないことです。 法科大学院に入学するには、4年間の学位を取得している必要があります。その後、法科大学院を修了するとなると、司法試験を受験するのに最低でも合計6年間かかってしまいます。しかし、予備試験には年齢や学歴の要件が存在しないため、自分のがんばり次第でいくらでも早く司法試験の受験資格を得ることができます! 実際に、高校3年生で予備試験に合格し、大学1年生のときに司法試験に合格した方も存在するようです。

〇東大生の予備試験の実績

次に、東大生の予備試験の実態を、実際のデータから見てみましょう。

文科省発表の予備試験合格者のデータによると、令和3年度の東大生受験者は合計で765人おり、そのうち99名が合格したようです。全体の合格率が4%ほどであることを考えると、約12%が合格しているのは大学としては素晴らしいですね。学年別の内訳をみると、1年生が4人、2年生が26人、3年生が20人、4年生が31人、既卒生が18人となっています。在学中の合格数では4年生が最多となっていますが、予備試験の勉強期間が1〜2年ほどであることを考えると、予備試験に向けた勉強は1年生のときから開始したほうがよいでしょう。もちろん、人によって習熟度や確保できる勉強時間は違いますが、相当な対策が必要な試験であることは間違いないので、なるべく早めに勉強を始めるのに越したことはありません。2年生から勉強を始める人もいますが、その場合もできるだけ早く取り組む必要があるでしょう。

〇大学生活と予備試験対策を両立するには? とはいえ、多くの場合人生一度きりの学生生活。学業やサークルなどキャンパスライフも充実させたいですよね。

大学生活と予備試験対策を両立するには、「オンライン予備校」を活用するのがおすすめです。特に資格スクエアの予備試験講座は、合格から逆算した無駄のない効率的なカリキュラムと充実のオンライン機能、万全のフォローアップ体制などを備え、多くの合格者を輩出している注目の予備校です。

資格スクエアの予備試験講座や、そもそもどのように予備試験対策をすべきなのかについては、資格スクエアの資料請求オンライン受験相談などを活用してみてください。

〇在学中に司法試験合格を目指すメリット

最後に、在学中に司法試験合格を目指すメリットを三点、ご紹介します。

一つ目は、在学中に司法試験に合格すると大手法律事務所などで評価され、就職の際のプラチナチケットになることがあるということです。 司法試験の合格者は年々減少しており、2010年前後には毎年2000人ほどいた合格者は、最新の令和3年度試験では約1400人と減少しています。そのため、大手法律事務所等では不足する人材を確保しようと、在学中に司法試験に合格した優秀な学生の優遇に走っています。在学中に司法試験に合格することは、その後の就職において非常に大きなメリットとなるでしょう。

二つ目は、国家公務員試験において低倍率の優遇ルートを利用できることです。 国家公務員を目指す際には国家公務員試験に合格する必要がありますが、総合職試験(院卒者試験)法務区分では、司法試験合格者のみに受験資格が与えられ、そのため他の試験に比べて10倍以上も倍率が低くなっています。大学卒業後、官僚として働きたい場合でも、在学中の司法試験合格が大きなメリットになるでしょう。

三つめは、司法試験に合格することで他の様々なキャリアも開けるということです。 司法試験に合格し司法修習を終えると、同時に弁理士、税理士、行政書士、社労士などになることができます。また、公認会計士や中小企業診断士、不動産鑑定士などの他の難関資格においても、主に法律分野の試験の免除など、優遇を受けることができます。一つの資格を習得するだけで、これほど多くの優遇を受けることができるものは他にはなかなかないでしょう。時間のある大学生のうちに、将来についてこれほど多くの選択肢を持つことができるのは大きなメリットです。司法試験に合格することで、将来様々な場面で資格を持って活躍するキャリアを切り開くことができます。

ここまで、司法試験の実態、東大生の司法試験実績、在学中に司法試験合格を目指すメリットをご紹介しました。

自分は法律にそこまで興味がないから…という方もいるかもしれません。しかし、司法資格には様々な生かし方があります。法曹三者の中でも、大手法律事務所に務める人もいれば、独立する人、ベンチャー企業の顧問弁護士になる人もいます。また、法律知識を生かして起業をする人や、法律に強いコンサルタントとして活躍する人もいます。難関資格ではありますが、社会的にも非常に大きな信頼があり、専門家として様々な場面で活躍できる司法資格は、とても魅力的な国家資格と言えるでしょう。

春は新しいことを始めるのに最適な季節です。この記事を読んで少しでも興味を持った方は、ぜひ司法試験に関する情報収集、対策の準備を始めてはいかがでしょうか!?

参考サイト https://www.shikaku-square.com/yobishiken/toha

https://www.mext.go.jp/content/20211217-mxt_senmon02-000019554_8.pdf

https://www.jinji.go.jp/saiyo/siken/sougousyoku/houmukubunn/houmukubunn.html

https://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji07_00065.html